Paul Draper: “I didn’t go looking to be a solo artist” – Prog (日本語概要あり)

After a turbulent career in Mansun, Paul Draper swapped the spotlight to go behind the scenes, writing and producing for other artists. But now he’s back with a long‑awaited debut solo album.

情報源: Paul Draper: “I didn’t go looking to be a solo artist” – Prog

 

<概要>

・Radioheadのエド・オブライエンはOK Computerで賞を受賞した時「今年本当の特筆すべきアルバムは(OK Computerではなく)Attack of the Grey Lanternだった」と述べた。コリン・グリーンウッドはSIXを聞いて「これを打ち負かすことは出来ない」と言った。

・ポール・ドレイパーは他のバンドメンバー、レコード会社やマネージメント、薬物と財政上の不正行為により、3枚目のアルバム以降は彼のビジョンを追求することが叶わなかった。

・この記事を書いたライターが2006年に会った時、ドレイパーはまだメンバーの名前を口に出すことが出来ないほど怒っていた。「多額の金をバンドの口座から盗んでいたベーシストは、土下座して自分は最低だと言って泣いた」。

・2003年の時点ではまだバンドを立て直そうという苦しい努力を続けていた。

・最悪の空気の中のある晩、バンドメンバーはワインセラーに忍び込んで最高級のシャンパンを飲み、ドミニック・チャドは壁を殴って病院に担ぎ込まれ、ドレイパーは頭突きされて怒ってスタジオを飛び出した。

・多大なストレスがドレイパーをメンタルだけでなく物理的に病気にした。(5回の放射線治療を受けた)「統合失調症の被害妄想だと言われたこともあったが、これは事実だ」「法的な問題があるため詳しくは言えない」

・マンサン時代の大半の期間に起きたことに傷ついたものの、キャサリン・アン・デイヴィスとの共同作業による2016年のThe Anchoress「Confessions Of A Romance Novelist」はProg’s Best Newcomerを受賞した。

・そしてソロ・アルバム「スプーキーアクション」が発表される。Confessions〜がふたりが作った曲をキャサリンが歌うものだとしたら、スプーキーアクションはその逆だ。二人の共同作業は「セックスとコカインの無いフリートウッド・マック」のようなものだ。

・スプーキーアクションでは過去10年のネガティヴな思いを反映させるような曲のタイトルと歌詞が並ぶ。驚いたことにマンサンが使っていたMinimoogs, Prophet 5s, Les Paulsなどのギアを集めていたコレクターから機材を借りて使っている。

・レコードレーベルのKscopeに入ったことについて、KscopeのJohnny Wilksはレーベルを立ち上げた時に呼びたいアーティストの一番最初の名前がドレイパーだったと言っているらしい。「彼は全ての所属ミュージシャンにそう言ってると思うよ、女の子を口説くときみたいにね」

・Kscopeがドレイパーに最初にたずねたことは長い曲があるかどうか、だった。ドレイパーは「Grey House」という曲は9分あると返事をしたが、Kscopeは「もっと、、、大体16,7分ぐらいのやつはない?」

・しかしスプーキーアクションはとてもプログレッシヴだ。これはドレイパーの復讐劇か?

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